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2015年 03月 28日
あっという間に年度末。
わりとおとなしめ、謙虚な富山のコミュニティですが 年度末にちょっと面白いイベントを 富がえりのレシピ実行委員会と一緒に主催しました。 映画「千年の一滴 だし しょうゆ」の上映初日に 柴田昌平監督が来富、フォルツァ総曲輪で舞台挨拶がありました。 そののち、場所を「まちなか研究室MAG netとやま」に移して トークセッションです。 ゲストは 柴田昌平 監督 石黒八郎 氏 石黒種麹店店主 柿谷政希子 氏 柿太水産6代目 映画で第一部は昆布や干し椎茸、鰹節が取り上げられていました。 でも私たちは敢えて、富山湾の恵みを使った煮干しにスポットを当ててみました。 定置網漁で獲ったイワシをすぐに釜茹でし、干した煮干しは 雑誌「料理通信」の次代に残したい食品の一つに 選ばれています。 第二部は麹編 富山県は実は麹店が多くあり、有数の麹県です。 種麹を作る種麹店は、全国に10軒ほどしかなく そのうちの一軒は南砺市福光にある 石黒種麹店さんなのです。 その製法は、一子相伝、まだ息子さんにも教えていない秘伝なのですよ。 それも近代的な釜で大量生産するのではなく 1枚1枚手仕事の麹蓋製法を頑固に守り続けていらっしゃるのですから 富山県民として誇らしいです。 去年二軒の種麹店が廃業されたそうですから ますます貴重な種麹店さんということになりますね。 麹蓋で作られた麹と、種麹2種類の写真 トークセッションで柴田監督は富山県の 自然や食の偏差値の高さに驚かれたようです。 富山県を題材にドキュメンタリー映画を撮っていただけることを 秘かに願っています。 厚かましいけど…。 実は、野菜ソムリエコミュニティのメンバーは ジュニア和食マイスターや 調味料ジュニアマイスター (どちらも野菜ソムリエ協会の資格です)を持っているの 今回のイベントは私たちの勉強も兼ねていたのです。 さて、来年度は私たちにしては珍しいぐらいの おっきなおっきなイベントをいたします。 眠れる獅子、目覚めたかもしれません。 乞うご期待♪ 野菜ソムリエコミュニティ富山 副代表 田中美弥
by vfc_toyama
| 2015-03-28 11:15
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